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『メダロット クラシックス』は「買い」なのか?

アンタ何を寝ぼけたことを言っているのか
と突っ込みが来そうですが、
12月21日に発売を控えたニンテンドー3DSソフト
に関して、公開された情報と過去作の経験から
独断と偏見で勝手に判断し、
本当に「買い」なのかどうかを真面目に整理するまとまりのない記事です。

★まず『メダロット クラシックス』って何よ?
その1:ニンテンドー3DSのソフトである。


その2:
ゲームボーイ、ゲームボーイカラー専用ソフトの
『メダロット』『メダロット2』『メダロット3』『メダロット4』『メダロット5』
の5つの作品が、カブトかクワガタ一方のバージョンをまとめて『移植』されている。
現状公開されている情報から推測するに、
リメイク(グラフィックを刷新したり、ゲームバランスの変更といったゲーム自体の改変)
ではなく、おそらくオリジナルを遊べるようにした「移植作品群」だろう。


その3:
移植作であるが時代やハードに合わせ、公式情報として以下の機能が追加されている
☆「ロボトルスキップ」機能 (ロボトルとはメダロット同士を戦わせる本シリーズの戦闘のこと)
☆「いつでもセーブ・いつでもロード」機能
☆「倍速プレイ」機能
☆本編で入手したパーツを閲覧できる「メダアルバム」機能
☆本編をクリアすることで、全パーツを開放し始めからプレイ可能
☆3DS本体のワイヤレス通信を利用したローカルプレイ(交換・対戦)が可能


その4:カブトバージョン・クワガタバージョン・20thAnniversaryBOXの3種類が発売される。

★その1:対応ハードである『3DS』に関して
『メダロット クラシックス』はニンテンドー3DSのソフトである。
ずっとメダロットシリーズを遊んでいる人はなんてことはないが、
もしかしたら「今後の発売予定が限られているこのハード」を新たに買って
メダロット クラシックスを遊ぼう、という人もいるのではないだろうか。


なんと、3DSのメダロットシリーズは5作品も発売されている。
ナンバリングでRPG作のメダロット7・メダロット8・メダロット9。
アクションロボトルを採用したメダロットDUAL・メダロットガールズミッション。
クラシックスに登場するメダロット達の多くもこれら5作で
「立体モデルを手に入れたことで外見は細部まで表現され」
「新たな能力やモーションを手に入れ」
「さらに奥深くなったロボトル」
に挑み続けているのだ。
3DSシリーズ本体を買うことで、さらにメダロットのことを楽しむ機会が生まれるのだ。
もちろん、メダロットに限らず、様々な3DSソフトを遊んでみることをお勧めしたい。

★その2:収録ソフトに関して、遊ぶ順番の個人的な提案、バージョンのお話
●収録ソフトに関して
20年前の1997年に発売された第一作「メダロット」
好調に乗る中で1999年にカラー対応ソフト「メダロット2」
2000年にカラー専用ソフトとして発売された「メダロット3」
2・3、その他関連作までの話を締めくくる2001年に発売された「メダロット4」
同じく2001年に新たな展開を提示した「メダロット5」
が収録されているが


そこは如何せん16~20年前のゲームボーイのRPG!
今と比べれば当然古臭いし理不尽で不便なところも数あるのは事実で、
このメダロットシリーズ自体、昔から手厳しく難儀な部分が多い困った作品である。


このシリーズを一作でも遊んだことがある人ならば、
あの時の
・自分のメダロットで戦う難しさと楽しさ
・キャラクターの掛け合いや魅力
・憧れた日常とSFが同居する近未来世界観
を思い出してもう一度このシリーズに立ち向かってみてほしい。
あの時、苦戦した相手・理解できなかった仕様・意外なモブのやり取りなど、
シリーズの進歩と変化と合わせて、新たな楽しみを見いだせるかもしれません。


本作が初めて、または、3DSのモダンなメダロットを遊んで
クラシックなメダロットに触れる絶好の機会を得た人達へのおせっかい。
クラシックにおいても、何が効果的な戦い方かどうかは、
手に入れた数々のパーツとメダルが積んできたパーツ・熟練度、
それを導く「積極的にロボトルに臨む」心がけで決まります。
また、本作に搭載された豊富な機能を使うことで極力ストレスを抑え
5作繋がったメダロットワールドを楽しむことができると思います。


●遊ぶ順番の個人的な提案
遊ぶ順番に関してですが、
当然『後作になるほどシステム面・UI面の不便さが軽減される』、
『メダロット2・3・4は続きもののお話』、という点を踏まえると
(ほぼ)ぶっ通しで遊ぶのであれば、
最初は
システムこそ未熟で不便だが、順当に進化や話を追うことができる「メダロット1」
または
アニメ等で慣れ親しんだ人も入りやすく、その後の展開も理解しやすい「メダロット2」
のどちらかから始め、
 1を遊んだ人は素直に2を遊ぶ
 2を遊んだ人は2の一部キャラクターやエピソードが気になるなら1を遊ぶ
のが個人の見解です。


「まだ遊んだことのないものが1作2作ある」
「5だけ遊んだことないよ」「あのキャラ・メダロットが出る作品が遊びたい!」
って方はそこから遊んでも良いです。


●バージョンのお話
さて、メダロット クラシックスも商売上のお約束というか…
律儀に『カブト』と『クワガタ』の2バージョンで発売される。
(※20thAnniversaryBOXには両方のソフトが入っている)


これは「メダロット1~5のカブト版」「メダロット1~5のクワガタ版」と分かれるのだが、
シリーズ経験者なら苦々しいほどご存知の通り
このシリーズ、バージョンによって難易度の差がつきやすいのである。
クラシックスに追加された便利な機能によって、
この難易度格差をカバーすることも可能だが、
それでも真っ当にプレイするのであればやはり気がかりな部分もあるので、
それぞれの違いに軽く触れておきたい。
また、難易度に関しては個人的な印象も強く、
プレイングによっていくらでもカバーは可能という点も付け加えておく。


◆カブト・クワガタ、共通した話
 ◇最初に手に入るメダル・パーツが違う!
 ◇イベントで入手できるパーツ・メダルが一部違う!
 ◇一部の相手が使ってくるメダロットが違う!≒戦闘入手できるパーツが一部違う!

◆カブト全体の話
 ◇最初に手に入る射撃タイプの相棒を基軸に進めることが多いだろう。
 ◇射撃は防御面での隙が少なく事前の狙いが分かるのが強み
 ◇状況次第で追加ダメージが期待できる「ミサイル」パーツを初めから持つ

◆クワガタ全体の話
 ◇最初に手に入る格闘タイプの相棒を基軸に進めることが多いだろう。
 ◇格闘は成功や威力に優れ、追加効果も期待できるが対象選択制御が難しい。
 ◇チーム全体の成功率(間接的にダメージ量やクリティカル率)をアップさせる
  「索敵」パーツを初めから持つ。

◆メダロット1の話
 ◇正直どちらも長所を伸ばすにも短所を補うにも頭を悩ませる性能だ
 ◇カブトもクワガタもガンガンパーツを変更して原型は留まらないだろう
 ◇所持機体が増え、攻撃を庇う防御役を用意できると取らせたい戦術も増え安定する
 ◇話を進める分でもらえるメダルには大差がない(1は隠しEDや通信面で差が出る)

◆メダロット2の話
 ◇2の主人公機はどちらも優秀。場面に応じ一部部位を交換する程度で戦い続けられる。
 ◇2からカブト・クワガタで敵の使用メダロット・入手メダルに大きな差が出る。
 ◇カブトでは”射撃系のパーツが得意なメダル”ばかり手に入る。
 ◇メダフォースも便利で、対応したパーツさえ集まれば火力面では楽できるだろう。
 ◇ただし、一部ボスのえげつなさはカブトのほうがキツイと感じる。
 ◇クワガタでは”格闘系のパーツが得意なメダル”ばかり手に入る。
 ◇それらのメダルを採用すると必然的に防御面が手薄になりやすい。援護防御を忘れずに。
 ◇クワガタはレベルが低くパーツ資産が乏しい序盤が特に苦しい。最初のボスも厳しい。

◆メダロット3の話
 ◇初期相棒が強力なのでゴリ押しもできた2だが、3はそうはいかない。
 ◇カブト型は後継機共々扱いやすさが落ちるため、序盤は一戦一戦気を付けないといけない。
 ◇逆にクワガタは特定属性特効武器を持つ後継機が手に入る為、非常に楽になる。
 ◇ただし、3・4は症状属性攻撃は与えるダメージを1/2する仕様のため、
  格闘技の多くを活用するには相応の補助や準備が必要となる。
 ◇メダロット3・4・5において、進行上必ず1枚は
  カブトなら格闘向きのメダル、クワガタなら射撃向きのメダルがもらえるので、
  是非とも主人公機とは異なるタイプのアタッカーとして活用していきたい。

◆メダロット4の話
 ◇初期相棒が3から引継、ボス配置も似ている為難易度格差が生じるポイントも3と同じ。
 ◇ただ、4は序盤から有用パーツ入手可能な機会が多いため、駆使すれば困らないだろう

◆メダロット5の話
 ◇カブト・クワガタそれぞれの初期相棒が後々対峙することになる。
 ◇その場合、こちらがクワガタのほうが楽と思われる。
 ◇5は3・4に存在した症状付加攻撃の威力処理がないため、格闘が暴れるチャンスが増えた。

◆つまり
 ◇個人的にはクワガタのほうが楽になる局面が多いと思う
 ◇ただし、防御面に不安を抱え戦うことが多いため、そこをどうカバーするかが大事。
 ◇こう書くとカブト不利にも取れるが、自分の裁量で悩みながら遊べる事も魅力ではある。
 ◇射撃攻撃が持つ攻撃面での特性やクリティカル率が高い「ねらいうち」を駆使したい。

★その3:追加される機能に関する推測
メダロット クラシックスには便利な機能が付いているとは先に述べたが、
公式の説明文とこれまでの作品の仕様と照らし合わせると、
説明が不足しており全容がはっきりしていない部分がある。
過去作を知る人も、そうでない人もその機能を注視しておきたい。
※この項目には一部「推測」が含まれています。


◇「ロボトルスキップ」機能
一戦一戦が長期化しやすく、強敵も多く、敗北のリスクが大きい
クラシックメダロットシリーズの「ロボトル」であるが、
『経験値は取得できるが、熟練度は上がらない』という条件付きで
戦闘をスキップできるというトンデモ機能。
推測だが、経験値はもらえるということは
『即強制勝利(相手リーダーを機能停止扱いにする)』扱いのチートと同じような仕様だろうか?
この場合、メダロット4の特殊な条件ロボトル
(リーダー破壊が勝利ではないルール)ではどうなるかが気がかりである。
また、メダルのレベルはカンストした状態だと、
行動の熟練度を上げることができなくなる作品がある為、
使いまくると真面目に遊べない歪なステータスのメダルが出来上がる可能性がある。
逆に
『シナリオを追いまくって、クリア扱いにし、後で全パーツ開放でニューゲームだ!』
って人には都合が良い機能かもしれない。


☆「いつでもセーブ・いつでもロード」機能
スクリーンショットを見る限り、
ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールと同じく
「まるごと保存」「まるごと復元」のボタンが表示されている。
「まるごと復元」ボタンに保存時データの日付が書いてある当たり、
推測だが、いつでもセーブ可能な枠は1作1つ分だけかもしれない。
連戦ロボトルに限らず、メダロット4のミニゲームクリアにも活用できるだろう。
…相手から奪うパーツ抽選の調整には使えるだろうか?


☆「倍速プレイ」機能
スクリーンショットには「プレイ速度×2」とあるが、
通常と×2のみか、それとも他の速度もあるか気がかりである。
もしかしたら、折角のBGMやキャラの動きまで倍速化する仕様かもしれないので、
パーツ集めやレベル・熟練度稼ぎの雑魚戦に使うとよさげである。


☆本編で入手したパーツを閲覧できる「メダアルバム」機能
ゲーム本編を起動せず閲覧できると、楽しい資料になるだろう。
クリア後全パーツ開放ニューゲームの仕様によるが簡単に埋められそうな気がする。


☆本編をクリアすることで、全パーツを開放し始めからプレイ可能
経験者は口をそろえて『メダルはどうなるの?』となるだろう。
公式から発表されていないので何とも言えない。


☆3DS本体のワイヤレス通信を利用したローカルプレイ(交換・対戦)が可能
これ自体はとてもありがたいのだが、
パーツが全て解放されると複数所持目的以外の交換は利点が減るだろうし、
いつでもセーブとロードができてしまう都合と通信の処理はどうなるんだ?
という疑問も生じている。
(果たしてパーツやメダルを手渡してから、いつでもロードで復元はできるのか?)
推測だがメダルの全開放ができない場合、
この機能を活用してメダルをそろえることになるだろう。

★その4:通常版と20thAnniversaryBOXどっちを買おうか?
内容・機能・違いを踏まえたうえで、
メダロット クラシックスを
「欲しい!」とも「正直別にいいかな…」とも思うのは
個人のゲームまたはメダロットというシリーズに対する興味や感性にゆだねられるが、
避けられないのが『メダロット20周年を記念した限定版』の存在である。


20thAnniversaryBOXの同梱物は
・メダロット クラシックス カブトバージョン
・メダロット クラシックス クワガタバージョン
・メダロット1~5から30曲厳選サウンドトラック
・アルティメットキャラクターブック(160P予定)
である。


まず困ったことに2バージョン含まれている。
前述したパーツ開放機能があることにより、
バージョン格差は(仕様が明らかになっていないメダルを除き)ほぼ埋まってしまう。
この年末にゲームだけでもあんな大作こんな話題作があるというのに、
16~20年前のゲームボーイのRPGを5作品2バージョンを遊びきるなんて
ド失礼な話相当一握りのメダロットキt…フリークだけだろう。

ただ、おおむね2本分の価格+2000円にしては、
今までのメダロット資料の事情から考えるとあまりにも安すぎるものがついてしまう。
『厳選された30曲とはいえCD化したGB作品BGMのサウンドトラックCD』
『未公開資料を相当数含む1~5に登場する全520機体のイラストを網羅した本』
である。
ちなみにサントラ収録曲は公式動画で公開されておりこちらで視聴できる


サントラは百歩譲って
「きっと、タイトル画面でセレクト・スタート同時押しでサウンドテストするし!」
と強がってもいいだろう。
(メダロット クラシックスで同じ裏技が使える保証は今はない)


ハッキリ言うと、これを逃したらチャンス(この限定版自体)は限られるだろうし、
過去に妙にプレ値がついていたものが多いシリーズの事なので
『その様子を虎視眈々と見つめている面倒な輩』も出てくるかもしれない。


『未公開資料を相当数含む1~5に登場する全520機体のイラストを網羅した本』
に関してだが、どの程度の資料を入れるか見当がつかないが
(世界観やメカとしてのメダロットに入れ込んでいる人なら、特に)
「逃したら後悔するタイプ」のものなんじゃないかな…って思っている。


専用の豪華パッケージであることを含め
「この資料集が20周年限定版の本体」とまでは言い切らない。
が、熱狂的なファンでなくても
このメダロットシリーズに浅からぬ因縁というか
「身を引っ張られる」部分を感じる人ならば
お財布と相談して限定版を買ってみても良いのでは...?ないだろうか。

纏まりなく長文になってしまったが、
何しろ
『癖もアクも強いゲームシステムを採用した昔のRPG5作詰め合わせ』なもので、
どうしてもそこを踏まえて、
じゃあ本当に「買い」か?と情報を自分なりに整理したせいです。
ご容赦下さい。


他にも実機で遊べる環境でも資料的な価値がある、
とかそういうことにも言及したかったですが
『GB5作を追加機能付きで1本約1000円で遊べる』という
コストパフォーマンスが(私の中で)勝ったため、
そこまで語る必要はないと判断しました。



結論を述べると、

そもそも私には初めから
『メダロット クラシックス』は「買い」なのか?
どうかを判断する正常な思考回路はありません!
完!

2017/11/14
しらすうます
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