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メダロット×艦これSS 第一話「海よ今日から戦いだ」

メダロット×艦これSS
第一話「海よ今日から戦いだ」

――『メダロット』、それは宇宙からの贈り物であり、
そして人類のあくなき探究心によって地球に降り立ったロボットである。
『ティンペット』と呼ばれる2種類の基本フレームに
太古の地層から発掘され、心と魂を持つ宇宙の神秘『メダル』を搭載。
さらに多種多様な『パーツ』を身に付けることで、一人の存在として確立されるのだ――

時は2145年。メダロットが世に出てから一世紀半が経とうとしていた。
そしてココはビーチ・デル・ソル。灼熱の太陽が照る常夏の海岸。
まだ学校も終わっていない真昼間。それでも今日も多くの子供達大人達が海と戯れ、それなりに賑やかだ。

青空に放物線を描き舞うビーチボール。監視台に座る1人のメダロットの頭にポテッと落ちる。
彼は台から飛び降りビーチボールを拾い上げた。
「すいませーん」
ボールの持ち主なのか、あらぬ方向に飛ばしたのか分からないが駆け寄る女の子にボールを手渡す。
黄色い髪にピンクの水着の女の子はメダロットと大差のない身長であった。
が、メダロットは自分の方が大人であるかのように彼女の頭に「ポン」と手を置いて言った。
「また、マーちゃんか。気を付けて遊んでくれよな」
「へへへ、ごめんごめん~。でもマーちゃんって子供扱いはもうやめてね。『マール』だよ!」
マーちゃんはそう言って、ボールを抱えて砂のコートへと戻っていった。
(マールだってば!)

このメダロット…穏やかな海辺を守る海上保安官、彼の名は『テイト』。
海よりも空よりも青い船舶型メダロット『オートクルーズ』のパーツを身を纏った海の男。
だが背中の甲板は物心ついた時から無くしたままだ。
目覚めた時からこのビーチ・デル・ソルに居て、
海とそこで生活する人々は身寄りのない彼を受け入れてくれた。
そして、小さな海の家を建てそこで一人で暮らしている。
何かを忘れたかのように海を見続け過ごしていたら、
いつの間にか海の面倒事を彼が引き受けることになっていた。

「今日も晴天。何事もなくいつもの海……」
そうテイトが呟いた時、海の遥か向こうにすこしずつ迫る黒い影が見えた。
CG映像撮影に使うブルーバックがあるだろう?青々とした海と空では小さくても目立つ。
同時にたちまち雲行きも怪しくなっていった。青い空をグレーの雲が覆った。
(海坊主だろうか?)
ミサイルでも飛んでくるのではないかと少し身構えるテイト。
どんどんと大きくなる黒い影。それも複数。

海から浮上したその幾つかの黒い影の主は
概ねちょっと大きな成人女性の姿をしていたが顔つきは人ではなかった。
真っ黒ではあるが魚のような頭を持ち、青く光る眼、頭にはアンテナのような黄色い角が立っていた。
「ワレワレハ 『深棲ロボロボ艦隊』!」
「母ナル海ヲニンゲンノ手カラ、取リ戻シニ来タロボ!」
全身黒づくめタイツのヘンテコ魚人たちは突如宣戦布告してきた。
「なんだなんだ?」「でっかいフナムシかぁ?」
海水浴を楽しんでいたお客も何事かと次々と海から上がってくる。
「ニンゲン、昔海デ戦ッタ」
「今モソノ傷怨ミ、癒エテハイナイゾ」
「ソノ、復讐ダ!」
そういうや否や、黒い魚人たちのわきからメダロットが飛び出してきた。
コウモリ型『ゴーフバレット』、オニマキイトエイ型『フラックステイク』、
サメ型『ユイチイタン』…などなど沢山である。

「全艦…コウゲキカイシ!」
ゴーフバレットの両腕から対空弾幕が一斉に放たれる。
それらのアンチエアミサイルは本来の用途とは異なるが地面に着弾し、
子供が作った砂のお城や遊んだ足跡、どことなく素質が垣間見える芸術を破壊していった。
ユイチイタンのスナッパーハンドから放たれた黒紫の重力弾は
鉄板焼きやもんじゃ焼き、焼きそばなどの屋台出店を飲み込み押しつぶしていく。
「うわーっ!」「キャーッ!」
突如戦闘地域となった逃げ惑う人々を刃で追い詰める海賊子分型メダロット『カイゾクロベー』と
槍で攻め立てるアユ型メダロット『プレコグロスス』。
一人の水着の女性の目の前にナイフと槍が同時に向けられたその時、

ドカン!
「勝手なことしてるんじゃねぇよ!」
テイトの右腕から繰り出した銃弾が炸裂した。
ズガガガガガガガガッ!
左腕も構え、二門プラス二門、計四門の銃口が火を噴く。
オートクルーズのライフル銃、ガトリング砲には対潜水脚部電子ウィルス「アンチシー」が組み込まれており、
メダロットの潜水型脚部パーツが備えている触媒効果を無力化する。
メダロットは稼働する際、ソーラーシステムと自身の稼働によって生じた熱量を利用する
オートマティックジェネレーターによって生成される電気的なエネルギーだけでなく、
空気を取り込むことによってサスペンション等の精密部品を稼働させている。
アンチシーに感染した潜水型メダロットは、脚部で水中の空気を取り込むことが困難になり、
機動力が大幅に落ちる…代替エネルギーとなるメダルから生じるエネルギーが十分でなければ、
それを補うことが出来ず潜水メダロットたちは溺死に至るのだ。
事実ユイチイタンやらフラットステイクやらはテイトが放った数発の弾で沈めることが出来た。
カイゾクロベーをハチの巣にしてやり、プレコグロススは塩焼きにしてやったところ、
機能停止と共に幾人かの深棲ロボロボ団員とやらもいつの間にか消えていた。
だが、倒せど倒せど海からヌッと浮き出てくるフナムシ共は相変わらずだった。

遊泳していた人々や屋台のおっちゃん達を避難させながら、一人弾幕を張るテイト。
平和なビーチ・デル・ソルの人々は基本的に無力だ。
改めて語るが、時は2145年。
メダロットと人間が対等に過ごすようになった世の中において、
メダロットは『時々都合良く人間の相棒となるバトルホビーロボット』なんかではない。
ロボトルに興ずる学生達やプロメダロッターでもなければ、
この世界には既に戦いを忘れた人とメダロットしかいない。
海岸の向こう側にある港町「ベント・デル・マーレ」側に逃げ込む人々。
ここまでテイトは単身何とか海岸に襲い掛かる火の粉を振り払い、
港町側への侵入を食い止めてきた。のだが…

「コレガ見エナイロボカ?」
「……マール!」
先ほどのビーチボールの持ち主の女の子を羽交い絞めにし、テイトを挑発する深棲ロボロボ艦。
逃げ遅れたところを捕まえたのだろう。フナムシよりは頭がいい。
「離しなさいよ!」
腕の中でもがき、脱出しようとするマール。その時深棲ロボロボ艦の目がギラリと光った。
「ウルサイロボ」
顎が下に大きく稼働し、不揃いで欠けた歯車のような牙が並ぶ口をマールの頭に近付けた。
その口の奥には筒状のものが移る。
「テメェ!」
テイトは銃を団員に向けた。
「コレ以上盾突クツモリナラバ、コノ娘ノ首ヲ噛ミ斬ルロボ!」
「(ならばこの一発で決めてやるまでッ)」
「我々ノ口腔内ニハ、魚雷ガ装填サレテイル。引キ金ヲ引イタナラ、爆発デドカン!ロボ」
「!」
「無駄ナ抵抗ハ止メテ、コノ海岸ヲ明ケ渡スロボ」

単身で覆すことも出来ない状況に落ちいったテイト。
(この状況下で人一人の命も守れず、海も守れない、そんな保安官がいるか)
しかし今ここで構えを解いたらここにいる五、六人のロボロボ団員の好き勝手にされてしまう。
いや、倒しても湧いて出る得体のしれない奴らだ。
どこからともなく仲間を呼んでこの海岸そして港町をも制圧してしまうだろう。
(かといって一発でアイツの頭をぶち抜きながらマールを救う手段があるのか?)
相性ゲーであるメダロットとはいえ、人命がかかっているのなら覆せない。万事休すだ。


――俺に海を守る力があれば……!――
最期であることを認めたくはないテイトだが、そう悔やむしか他なかった。
渇望しても力なんてものはすぐに手に入らないというのに。


「同胞ヲ沈メタ貴様ハ、ナブリ殺シニスルロボ」
「オ前ノ亡骸ハ、キット波ガ拾ッテクレルロボヨ」
団員たちの前を颯爽と現れるゴーフバレット達。1体、2体、3体。
ただ1つのターゲットであるテイトに向けて一斉に対空弾幕アンチエアを放った。
パシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュッ!
パシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュッ!
パシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュパシュッ!
「くっ!」
ズドオオオオオオオオン!

今までの攻撃の中で一番大きい爆風。
アンチエアミサイルが地べたの相手にはあまり有効でないとはいえ、
これだけの弾数を集中して放てば砂埃が大きく舞う。既にここは海岸ではない。戦場である。
――砂埃の中テイトが静かに目を開けると視界に一人の少女と一人のメダロットが映った。
セーラー服に機銃を携えた少女とテントウムシ型メダロット『トレミー』だ。

「海を守る力…が必要なんですよね」
煙突とマストがくっついている大掛かりな機関を背負っているセーラー服の少女が言った。
「力…?」
セーラー服の少女と共にアンチエアミサイルの弾幕から身を挺して防いでくれたトレミーが言う。
「本当にお力になれるかどうかはわからないけど」
奇妙だが二人とも同じ声だった。


「「私たちが、『海を守る力』です!」」


「…!『艦娘』ダ!」
「ハヤク始末シロ!」
深棲ロボロボ艦隊がそういうや否や、すかさずトレミーが動く。
「当たって!」
ドンッ! バキィ!
トレミーの右手の先から放たれたライフルは、マールを羽交い絞めにしていた
深棲ロボロボ艦の頭にある黄色い角を根元からぽっきりとへし折った!
「信管を潰したわ!」
「スナイプ!」
トレミーの複眼が光ると同時にテイトの視界がみるみる良くなっていった。
「喰らえ!」
ズガガガガガガガガガッ!
テイトは口の中の魚雷を潰さぬよう全てのガトリング弾を
深棲ロボロボ艦のおデコにピンポイントで浴びせた。
倒れ込み海に沈む深棲ロボロボ艦、セーラー服の少女がマールを救出しようと単身海へ向かっていく。
不思議なことに彼女は海の上をまるで地面の上であるかのように走ってマールに近付いた。

「単機デ海ニ上ガルナンテ、馬鹿ナ奴!」
気絶しているマールをシンデレラ抱っこしたセーラー服の少女の足元を、
水中に潜んでいたユイチイタンのハンマーヘッドジャンプアタックが襲う!
「きゃあっ!」
大きく吹き飛ばされたセーラー服の少女は、背中から浜辺に倒れた。
背中に背負っているものが腰に当たって痛そうだ…
彼女に抱きかかえられていたマールは何とか無事のようだ。
「大丈夫か!?」
「私は一旦その子を避難させます!その間にあの『深海棲艦』を!」
トレミーはセーラー服の少女が救出したマールを抱きかかえ、人々が非難した港町側へと駆けて行った。

またしても『艦』。艦娘に深海棲艦。
アイツらは深棲ロボロボ艦隊と名乗っていたが、要は彼女の言う深海棲艦のことだろう。
だが考えている余裕は今は無い。
「助けてくれてありがとう。キミの名前は?」
「はじめまして、『フブキ』です。よろしくお願いいたします!」
セーラー服と機関銃な女の子はそうハキハキと答えた。
「俺は『テイト』。この海岸、ビーチ・デル・ソルの海上保安官だ。行くぞ!」
「はい!」
「(海を守る力か…俺も負けてられねぇ!)」
フブキは海面を滑るように走り右手に携えた機関銃で深棲ロボロボ艦隊に攻撃を始めた。
テイトも浜辺から深棲ロボロボ艦を一体づつ狙い撃ちし、着実に潰していった。

「貴方たちの魂は有るべき所に逝くべきです!」
マールを置いて戻ってきたトレミーがわずかに残った深棲ロボロボ艦隊に言い放った。
「マダ引キ下ガル訳ニハ、イカナイロボ」
深棲ロボロボ艦はそういいながらも後ずさりした。海の上を。
「ホ級様!出番デスロボ!」
そう言うと海面から大きな黒い塔が浮上した。
数門の大砲と獣のような下顎、口の中に上顎のマスクをかぶっている人のような何か。
黒光りする頭のウミボウズ型メダロット『マリンブラック』と共に現れた。
「こっ…これは軽巡ホ級!」
フブキが答えた。『軽巡洋艦』…と言うことは今まで戦ってきたのも他の艦種だったのだろうか。
「(戦力を小出しにするのは、ロボトルでも実戦でも最も愚かだというのに)」
悪役らしいボスの登場だが、実際一斉に襲い掛かられていたら溜まったものではなかったので
そう思いながらも内心安心してたテイトであった。
「コレデモ クライヤガレ! 死ネ!」
軽巡ホ級の高射砲による攻撃!戻ってきたばかりのトレミーに襲い掛かる。
「危ない!」
テイトによるインタラプトガード。防御パーツはなくともチーム全体を守ることくらいはできる。
流石にただのメダロットによる攻撃とは違い、庇った左腕パーツは一撃で粉々になった。
そこに追い打ちをかけるマリンブラックの低速追尾ミサイル。
フブキとトレミーは的確な射撃攻撃でミサイル1発づつ打ち落としていきテイトへの被弾を防ぐ。
「ドオダロボ!駆逐艦ノ貴様ラニハ、手出シ出来ナイロボ?」

「イタタタ…さっきの奴らよりもタフそうな奴が出てきたが、こいつはどう対処するんだ?」
「そうですね、接近して速射ですね。」
「クイックファイアか。しかし二脚タイプの俺じゃ君らみたいに海上に立つことが出来ないぞ。」
さも当たり前のようにフブキもトレミーも深棲ロボロボ艦隊も彼らのメダロットも
海面を何食わぬ顔で突っ立っていたり走ったりしているが、突っ込む余裕もない。
人間がメダロットを攻撃し、メダロットが人間(?)を攻撃していることもテイトは既に戦いの中で受け入れていた。
「(まぁあの全身黒タイツのフナムシ野郎が人間にも思えないけど…)」
しかしテイトは腕部を破壊されている中、あの軽巡ホ級と戦わないといけない。

「……テイトさん、あなたは海を守る力…提督として戦い続ける覚悟はありますか」
海上にいるフブキは消耗しているテイトの体を見てこう言った。
「この海の為に戦い続ける覚悟ならある。」
テイトは即答した。
「記憶も身寄りも何もない俺を受け入れてくれた場所はただ此処だけだ」
テイトは言葉を続ける。
「あんな変な奴らにぶち壊されてたまるかよ!」
「ふふっ」
その返事を聞いてやっぱりとでも思ったのか、フブキは少し微笑んだ。
「なら、この力あなたに……いや、司令官に託します。」
そう言ってフブキは手早く何かをテイトに向けて投げた。
テイトはそれを何とか右手でキャッチする。懐中時計型『メダロッチ』のような羅針盤だ。
「羅針盤『メダラシン』を空に掲げて!」
「こうか?!」
説明する手間もないだろう。右腕を天に向かって突き出しメダラシンを掲げると、
メダラシンの針はめまぐるしく周りはじめ、白くまばゆく光り出し、テイトの体を包んだ。
「ロボーッ!」
「ロボボーッ?!」
例えるなら日光を嫌がるヴァンパイアのように目を覆う深棲ロボロボ艦隊。
いや眩しいものなら別にヴァンパイアじゃなくても目を覆いたくなるんだけどね。


「「提督が鎮守府に着任しました。これより、艦隊の指揮に入ります!」」


光が解けるとテイトのボディは別のパーツに変質していた。
胸部には白く内ポケットが付き、両肩には肩章が付いている。
両腕のアンチシーライフル・ガトリングは伸縮可能な可動式砲門になった。
脚部の片足太腿外側に三連装の魚雷装備が装着、そして頭には軍帽。
「海を守る力として戦い続ける覚悟…」

――そう、それは『提督』として戦う事。かつてあなたが出来なかったこと――

刹那、頭の中に見知らぬ声が響いた。声の主が誰かは今気に留めている暇はない。
力みなぎる新たなボディの冷却の為にテイトは大きく息を吸い込んだ。そして叫ぶ。

20141024_kankore1.png

「これよりオートクルーズ改め…『テイトクルーズ』、抜錨する!」
フブキとトレミーがそれに続く。
「「私達がやっつけちゃうんだから!」」


「ロボ… タカガ パーツガ変ワッタ程度…!」
「変わる前からザコじゃ太刀打ちできなかったようだが?」
「クイックファイア、行きます!」
そういって水面を走り、接近するテイトとトレミー。
「近付カセナイロボ!」
ズガガガガガガッ!ドンッ!ドンッ!ドンッツ!
二人のウミボウズが繰り出すガトリングと大砲の弾は水面に次々と着水し水柱が立つ。
それを避けながら間合いを詰め、フブキと合流する。
「全砲門展開!分散射撃開始!」
テイト・フブキ・トレミーが三人真横に並び、弾幕を張りながら突き進む!
三人による弾幕は軽巡ホ級とマリンブラックをも怯ませた。

「今だ!」
テイトの指示と同時に二人が構える。半身を剃らせ、片腕を正面に突き出す。
トレミーのスナイプ効果によって三人の狙う場所は完全に同期している。
『『『並列射撃!!』』』
テイトとトレミーは左腕のガトリング、フブキは右腕の機関銃で一斉に射撃攻撃を行った。
稚魚の大群のような無数の弾幕は収束し、一本の大きな槍となって突き進む!
光の大槍は軽巡ホ級の上顎と下顎の間をピンポイントに鋭く貫き通した。
「…ロ…ボッ…!」
燃え上がる火炎で海を赤く染め煙を上げて爆散した軽巡ホ級。
彼女が召喚したであろうマリンブラックも同時に機能を停止し海へと沈んでいった。
「ロ~ボ~! ホ級様がヤラレタロボ! 撤退スルロボ!」
「オ、オボエテロボー!」
残っていたわずかなロボロボ艦隊たちは急いで海に潜って姿を消してしまった。

「……終わった」
「私たちの勝利です!」
ワァアーーーッ!
歓声と共に3人の元へと駆けよる港町・海岸の人達。
「テイト!助かったよ!」
「見た目に違わずやるねぇ嬢ちゃん!」
「赤いの、お手柄だったぜ!」
「おねぇちゃん達、助けてくれて…どうもありがとう!」
マールは無事だ。ホッと胸をなでおろすテイト。
「もちろん、テイトお兄ちゃんもね」
「ミンナァ、このビーチ・デル・ソルを守った英雄たちを胴上げしようじゃないか!」
おおーッ!
尚の事沸き立つ一同。そして持ち上げられる
「えっ、ちょっとまって…ひゃあっ!」
「せめて背負っているものだけでも外しておいた方が…」
人の波に押し上げられながらフブキが背中の機関部を下ろそうとした時である。
ゴンッ!
「ああっ!」
テイトの頭に機関部の煙突がぶつかった。凹む軍帽。
「……!」
気を失い倒れ込むテイト。


――突如海を襲った深棲ロボロボ艦隊、そこに駆け付けた艦娘フブキとそのパートナーであるトレミー。
海を守る力を得て提督になったテイトは否応なく海の戦いに巻き込まれてゆく!――
(第一話「海よ今日から戦いだ」終わり)

今日はここまで!

漫画の方がちっとも進まないから小説で書いといたんだけど、
小説も長続きしたことないんだ俺

2014/10/24
しらすうます
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