発射したてのデンゲキバズーカを買ってみたぞ

激変するゲーム業界そしてキッズの趣向…
そんななか、また新しいエンターテイメント雑誌が創刊された…
その名も『デンゲキバズーカ!!
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デンゲキニンテンドーキッズじゃねーか!
えーっと、軽く触れておこう。
10月21日に発刊されたこの『デンゲキバズーカ!!』。
今年のTGSあたりから、新雑誌発刊予定と知って誌面レイアウトなどから恐らく後継とは思っていたのだが、
所謂アスキーメディアワークス…電撃の低年齢層向けエンターテイメント雑誌。

こう見えてもこの系譜の歴史は長く
マル勝スーパーファミコンから角川お家騒動で生まれたメディアワークスが
1992年末に「電撃スーパーファミコン」を発刊。
そこから任天堂系ゲーム雑誌の1角としてハードの移り変わりに応じて誌面も変化していった。
そして電撃NINTENDO64→電撃GBアドバンス→電撃ゲームキューブ。
毎日コミュニケーションズの64DREAMやファミ通64などと比べ、
電撃系はどちらかと言うとマニアックな路線が強かった。ゲームの素とかしおまんとか。

しかし当時の任天堂のソフトラインナップや電プレなど他ハード雑誌との兼ね合いからか、
デンゲキゲームキューブになってから任天堂ハード系ファミ通雑誌と同じく低年齢層にシフト。
そして2006年に『デンゲキニンテンドーDS』が誕生する。所謂任天堂系雑誌の「デンゲキ」である。

メダロッターなら低年齢層寄りの誌面に恥ずかしがりながら
漫画版メダロットDSを読むために買った人も多いだろう。
「買うの恥ずかしいし、単行本がいつか出るだろうし…」って思っていた人
貴様は甘い、甘すぎるぅ!

とはいえ、まぁDS・Wii系がハードソフト共に好調だった時は、
この雑誌もなかなか大盤振る舞いで児童誌にしては結構多めのカラーページや
豊富な付録と連載漫画などなかなか力を入れていたのもまた事実。
しかしソフトリリース数が大きく落ち込むこととなる3DS・WiiU世代の
2012年辺りから「デンゲキニンテンドー for KIDS」に誌面変更。
このころあたりから漫画掲載数や記事数が少なくなっていき、最終的に廃刊。
2006年から電撃ゲームキューブの流れをくんで高年齢層向けの
「DENGEKI DS Style」→「電撃DS&Wii Style」→「電撃DS&Wii」→「電撃ゲームス」の後継雑誌と言える
『電撃Nintendo』に統合されることになった。
まぁ電撃DS&Wiiなんて編集の大半が電撃Playstation組で
所謂任天堂雑誌としての扱いは適当だったんだがな!
このころにはハイティーン・マニア向けのニンテンドードリームと低年齢層向けのファミ通DS+Wiiが
既に確立してたので、任天堂系ハード雑誌に従来の電撃路線で入る余地はなかったのだろう。
ぶっちゃけ今の『電撃Nintendo』も微妙だし

そして、廃止されていたメディアワークス系任天堂ハード雑誌の流れをくむのが
デンゲキバズーカ!!と言うことになる。

さて
前置きが長くなってしまったがこの雑誌の売りを説明すると

★低年齢層でありながら任天堂系ハードのみならずソニー系ハード、スマートフォンのソフトも扱う
★低年齢層でありながらスマートフォンゲームのアイテムコードを付録に付ける
★ゲームに限らずホビーやプラモデル、TCG、アーケードも取り扱う
★ゲーム原作の漫画、本誌オリジナルの漫画を連載
★本誌を購入することでしか遊ぶことが出来ない3DSダウンロードゲームが付録についてくる
★ゲームのハイスコアランキング、読者投稿、動画配信などWebページ側の取り組み

という、
デンゲキ系雑誌のノウハウを生かしながら、コロコロ&Vジャンプの幅の広さを取り入れ、
そのくせ新たな試みを盛り込んでいている、ちょっとコンセプト自体は面白いものとなっている。

特集タイトルも低年齢層向け雑誌であることを考えると幅が広く
記事内で紹介・掲載されていたタイトルを大まかにまとめてみると
○任天堂ハードのソフト
大乱闘スマッシュブラザーズforNintendo3DS モンスターハンター4G 妖怪ウォッチ2真打
ソニックトゥーン 太古の秘宝 ソニックトゥーン アイランドアドベンチャー
ファイナルファンタジーエクスプローラーズ ワンピース超グランドバトルX 太鼓の達人 特盛り!
ご当地鉄道 ご当地キャラと日本全国の旅 藤子・F・不二雄キャラクターズ SFドタバタパーティ!!
○ソニーハードのソフト
実況パワフルプロ野球2014 地球防衛軍2ポータブルV2 ファンタシースターNOVA
ドラゴンボールゼノバース ガンダムブレイカー2 
○ポケモン関係
ポケットモンスター オメガルビー/アルファサファイア ポケモンカードゲームXY
○パズドラ関係
パズルアンドドラゴンズW パズドラZ パズドラZテイマーバトル
パズルアンドドラゴンズ トレーディングカードゲーム
○スマートフォンゲーム
モンスターストライク ブレイブフロンティア ぐんまのやぼう 戦国RUN 白猫プロジェクト
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「教えて スマホ博士」なるコーナーも設けて、
無料アプリと有料アプリの違い、有料アプリでのアイテムの購入の仕方、
無料アプリがなぜ無料で提供できているのか、と言うことを教えている
のは好印象。

○ホビープライズ関係
じゃがりこパニック まわしてまわしてまるごとプリン
マルセンコボール ココロスキャナー 大車輪てつぼうくん
ガンプラ特集 機動戦士ガンダム35周年記念一番くじ
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タカラトミー関係のおもちゃが多かったです。
ちなみにこの挿絵はデンゲキNDS~Kidsでも漫画・カットを描いてきた
ロボポンのタモリはタル先生によるものですね
如何にも電撃らしいガンプラ特集もあり。

○ダウンロード専売ソフト
niconico(3DS版) うごくメモ帳3D テラリア 電波人間のRPG3 ピンチ50連発!!
※テラリアはPS3・Vita版の存在に触れながらスマホ移植版を特集
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「ピンチ50連発!!」のようなお手頃価格で単純明快なアクションゲームって
意外とeShopでも評価数多いんですよね。子供も買ってるのかな。

となっている。
集英社コンテンツ・スマートフォンゲームに集中しがちなハイティーン向けのVジャンプ、
連載コンテンツやおもちゃ・カードに大きな強みを持ちポケモン・妖怪ウォッチに集中しがちなコロコロ、
それらを両方足しておいて、癖のある部分をうまく引き算し、
電撃らしくゲーム雑誌寄りにまとめ直した印象だ。

もちろん単に既存雑誌のいいとこどり(?)を目指すだけでなく、差別化もある
まずクリエイター列伝
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ヒントですぐわかるかも。
メーカーインタビューはVジャンプ当たりもやっているが、低年齢層雑誌ではあまりお目に懸かれない。
この辺は「デンゲキ」になく、「電撃」らしい特集だ。

男子高校生モデルの「けみお」をイメージキャラクターに立てて、
実際にゲームをプレイしてもらう動画などを配信。
iframe width="560" height="315" src="//www.youtube.com/embed/iZjAmDh0uDY" frameborder="0" allowfullscreen>
この辺は「デンゲキ」時代にマリオカート7タイムアタック特集や
(無駄にシビルドン特集してた)ポケットモンスターBW動画等のノウハウを引き継いでいるのだろう。
今後もゲームやホビーに関する動画を公式HPから配信していく予定となっている。

そして、デンゲキバズーカ最大の特徴は・・・
本誌連載漫画と連動した
3DSダウンロードゲームが付録として付属

することだ!

そのソフトの名前はOh!ガッチマン』!
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ゲーム本体は本誌に掲載されているQRコードからニンテンドーeショップ経由でダウンロードし、

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雑誌についているコードによって、ニンテンドーeショップ経由でアクセス、
追加コンテンツとしてゲームをダウンロード(シリアルナンバーによる実質アンロック型)となっている。

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Ver.1.0と言う表記の通り、今後の雑誌展開に応じてアップデートを想定していたり、
雑誌・Web連動でハイスコア投稿など色々力を入れてるような感じがする。
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現時点では2月号までの収録、最大8種類のミニゲームを予定している。

本誌に収録されているのは2つのミニゲーム。
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背景に隠れ敵をやり過ごして、後ろからカンチョーで敵を倒す「ガッチマンカンチョー
屁で空を飛び敵や仕掛けを避けながらアイテムを集める「飛んで飛んでBoo!」の2つ。

とりあえず
珍鉱(ちんこう)をモミモミして、
珍宝(ちんぽう)を作ろう!
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※実際は漫画と併せて読むことで、ミニゲームのシチュエーションが分かる上、
割と丁寧なチュートリアルでゲームの進め方を教えてくれます。
こらこらこら、ちゃんと説明しなさい
えーっと、この『Oh!ガッチマン』の漫画の粗筋を粗っぽく言うと、

>突如浮上した島で取れるようになった莫大なエネルギーを持つ鉱石「珍鉱」、
>その珍鉱を求め多くの人が移住し、チンコウアイランドとして栄えたころ、
>少年「田又間正義(たまたま せいぎ)」がチンコウアイランドで消息を絶った父を捜しにやってきた。

>そこで彼はなぜか正義のことを知るモロだしヒーローな「ガッチマン」と出会う。
>さらに奇妙な化け物「アークサイナー」に襲われ大ピンチ!?
>珍鉱をモミモミして「珍宝」を作り出せるチンクリエーターであることが発覚した正義は、
>その力でガッチマンを強化する珍宝を作成、ガッチマンはアークサイナーを退ける。
>こうして(正義の意思に関係なく)チンコウアイランドでの戦いが不本意に幕を開けるのだった…!

で、このゲームでもゲーム中に「珍鉱」を素材として入手することができ、
モミモミすることで、ミニゲームでガッチマンを助けてくれるアイテム「珍宝」を作れるのだ。
なおガッチマンは漫画では常にチンポコリーンなモロだしヒーローだが、
ゲーム中ではベルトがずり落ちていて見えないようになっている。CERO対策も抜かりなし。
因みにゲーム中では無駄にイケボイスだ。渋いぞ。

まずは『ガッチマンカンチョー』。
Xボタンで壁に隠れながら・・・(隠れてない)
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後ろに回って『カンチョー!』してやっつけろ!
ケツカッチンと言う化け物が人間に寄生して操っているという設定。
弱点は頭の割れ目。なお漫画版では吐血して死んだ。
おケツなのに口から吐血して死んだ。

敵は色変え・フェイス変えしかないが、発見までは早いもの、
ジャンプしながら接近する者織り交ぜてくることや
立ち止まっている後ろに他の敵が来たら場合
そいつは前で立ち止まっている敵をジャンプして横に移動する、など
一応左右の敵の流れを見ながら後ろに回り込まなくてはならない。
被ダメを抑えコンボを繋げてなるべく早く55人斬りを達成しクリアを目指すのが目的。
ガッチマンの射程範囲が短めなので、上手く敵を引き付けてからハイド→回り込みが重要。


続いては『飛んで飛んでBoo!!』
Aボタンと十字キーで屁をこいて浮上。
ある程度の慣性を持って移動するガッチマンを操作しゴールを目指す。
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コースは1つしかないものの、アイテムの配置や敵ギミックなどは
それなりにスコアアタック向けに調整されている印象だった。
また、フィールド上の普通は通らないであろう狭い所を通過することで、
はじめて出現する得点アイテムも隠されているという
なんだかファミコン時代のゲームを髣髴させるようなギミックも用意されている。

これら2種類のゲームにはゲーム内スコアランクが定められており、ガッチマンだけに割と『ガチ』。
珍宝による強化やノーダメージクリアを前提とした調整なのかもしれない。
また、デンゲキバズーカ本誌にゲーム内で使える隠しコマンドなどが掲載されており、
敵だけが無駄に巨大化する・主人公のグラフィックが別キャラになる等、
雑誌の付録としては遊び心も多い。

また、漫画版ガッチマンにはところどころにARが隠されており、
それを読み込むことで「珍鉱」、条件を満たしたうえで読み込むと「珍宝」を入手することができる。
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因みに写真のキャラクターはガッチマンに振り回される主人公「田又間正義」くん。

最期にデンゲキバズーカの漫画連載陣を紹介しておきたい。
ちなみに一部はデンゲキバズーカ公式ホームページでも見ることができるので、
興味のある方はチェックして頂きたい。

★Oh!ガッチマン
先ほど紹介したゲーム連動オリジナル作品。漫画はダイナミック太郎。
コミックボンボンで「メカ沢くん」や「おじゃ魔神!山田くん」を連載していた。
デンゲキNDSでは「ば・ば・ば爆熱ボンバーマン」などを手掛ける。
一部ネタはおじゃ魔神!山田くんでも見かけたというかセルフパロディだったり

★星のカービィ ウルトラスーパープププヒーロー
電撃NDS~Kidsで長期連載し、電撃Kids最終2号にて単行本が付録としてついた
「星のカービィ プププヒーロー」が装いを変えて登場。漫画は同じくあおきけい&みかまる。
ボンボンでも数多くの作品を連載し、デンゲキNDSではカセキホリダーシリーズも平行連載していた。
今回もこの漫画のカービィのパートナーがチリーで一安心。
ゲーム原作だがドゥ隊長などところどころはアニメ版設定も混じっている。

★少年バカボン
赤坂不二夫のアシスタントを務めた吉勝太によるまさかのスピンオフ。
そうあのバカボンがバカボンのパパから「バカ」を引き継ぐのだ!
と思ったら最初は意外な展開から始まる。
ちなみにボンボンでもスピンオフ「GCニャロメ」を連載していたのだ。

★ハンターさんとタマ はんたま
パンイチのハンター「パンイチ」とオトモアイルーの「タマ」が繰り広げる
新人駆け出しハンター4コマ漫画。原作はもちろんモンスターハンター4G。
果たして次回は防具を装備する気はあるのか。漫画は太平洋海。
コミックダンガンにて「乙女子プロフェッショナル」、ゲーム系アンソロジーを手掛けている。

★BARKING DOG
忍術の修行中の犬、「豆柴犬丸」が主人公のドタバタギャグ漫画。本誌オリジナル。
漫画はかみやたかひろ。ボンボンの「OH!MYコンブ」や「へろへろくん」の方だ。
犬丸のポカからの同級生カンナの突っ込みの流れはまさにそれ。
もちろん『いいまちがい』系のギャグは健在。

★爆炎MAX! ヴァルガス戦記
スマートフォンゲーム「ブレイブフロンティア」が原作。
プレイヤーが召喚することができる英雄の1人「ヴァルガス」にスポットを当て、
グランガイア位置の剣豪を目指す彼の武者修行時代を描く。
漫画はボンボンやガンダムエースで数々のバトル物・ロボット物を手掛けてきた津島直人。

★モンスト劇場 がんばれ!!ジュニアくん
スマートフォンゲーム「モンスターストライク」が原作。
モンスターを仲間にしながら父親を探すストライカーJr(ジュニア)が主人公の4コマ漫画。
漫画は原作でもキャラクターデザインを手がけ、
ファミ通Appでもモンスターストライク4コマ「モンコマ」を掲載中の緒方雄一。


今回もボンボン率多いんですけど
7本中5作品がボンボン連載経験者って電撃NDS~Kidsからどうなってるんだこれ

そんなこんなですが、『デンゲキバズーカ』!
20141021[58]
全国の書店で好評発売中です!


本日はココまで!

因みにガッチマンの開発元調べたらWillでした。

2014/10/21
しらすうます
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